結婚式祝電のお礼をメールで会社や取引先に送るのはマナー違反?

昨日、無事に結婚式を挙げることができお祝いの電報もたくさんいただきました。

そのなかには、会社の取引先や自分が勤める会社の代表取締役(社長)と役員の方、そして職場の同僚(一同)からの電報もあったのですが、こういったビジネス関係の祝電に対して、お礼はどのようにするのがよいのでしょうか?

取引先の社長とは面識がありますが、自分の会社の役員などはほとんど面識もありません。

直接お礼を言うのがマナーかとは思いますがお忙しいですし、メールなどでお礼を伝えるのもビジネスマナーとしてはNGでしょうか?

ほかに電報をいただいた友達や親戚の方には、前撮りで撮影した写真入りの報告はがきにお礼のメッセージを添えて送るつもりですが、これを取引先や社長に送るのは・・・

結婚式電報のお礼~会社関係(ビジネス)の場合

結婚式で取引先や職場など会社関係の方からいただく電報へのお礼は以下のような対応が一般的です。

基本はハガキ・手紙

会社関係からの電報は、目上の方からいただく場合が多いので、

  1. 直接会ってお礼を伝える
  2. お礼の手紙・ハガキを送る
  3. 電話でお礼を伝える

というのが一般的な優先順位です。

おっしゃるように社長・役員の方だと、直接会ってお礼をするということはできないケースが多いので、ハガキ・手紙でお礼を送るのがベアです。

メールでのお礼は親密(フランク)な関係の場合

友達や会社の同僚など気心の知れた仲であれば、メールでお礼を伝える方法でも問題ありません。

ただし、上記の3つのお礼の方法に比べると明らかに略式になりますので多用は控えましょう。

お礼を伝える相手の方との間柄・立場から見ると以下のようなケースがよくあります。

取引先・会社の社長・職場の同僚への祝電のお礼

取引先の社長への祝電のお礼

取引先など会社からいただく電報は社長(代表者)名で打たれる場合が多く、形式的に打たれた電報ですので社長に直接電話でお礼を伝えることはありません。(社長と個人的に面識があれば別ですが)

もちろん、メールでお礼を伝えるのも失礼になるのでハガキもしくは手紙でお礼状を送るのがおすすめです。

ほかの方用にお礼のハガキを用意されているとのことですが、ビジネス関係の方には封筒に手紙(お礼状)を入れて送るのがおすすめです。

取引先の担当者への祝電のお礼

取引先の担当者から直接電報をいただいた場合は、電話で祝電のお礼を伝えるのが迅速で簡単です。

電話をしたけど担当者が忙しくてつながらないなどの場合は、メールでお礼を伝えても失礼にはなりません。

会社(自社)の社長・役員への祝電のお礼

社員が結婚した際、会社の規定で電報を打つことが決められていたりします。

その場合も代表者・社長の名前で祝電が届きますが、企業規模が大きいところであれば総務などが形式的に送っている場合が多く、社長自身が把握していない場合もあります。

ですので、『祝電のお礼はメールで伝える』『祝電のお礼は送らなくていい』など会社によっても変わりますので、どの方法がよいかは総務もしくは既婚の先輩社員や上司に相談するのがおすすめです。

職場の同僚(個人)への祝電のお礼

職場の同僚であれば結婚式後に、直接お礼を一言伝えるのが普通です。

遠距離であれば電話やメールでも失礼にはなりません。

この場合のメールは、ビジネス文書のような堅苦しい文面よりも心のこもった文章の方がおすすめです。

職場の同僚(一同)への祝電のお礼

職場の同僚一同として電報をいただいた場合も、手紙やはがきはなしで会社で会った時に一言お礼を伝える程度でかまいません。

ただし、新婚旅行などで長期休暇をとった場合は業務を負担してもらっていたりするので、お土産の用意は忘れないようにしましょう。

新婚旅行のお土産は意外と評価に関わります。

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