結婚式費用を節約するためのコツを、費用節約度とあわせてまとめ。
高すぎる結婚式の費用を少しでも抑えることができれば、その後の新婚旅行・新婚生活も充実できます♪
目次
- 1 結婚式費用の相場と内訳
- 2 結婚式費用の節約術まとめ
- 2.1 式場選び・ネット検索 費用節約度:★★★★★
- 2.2 ウエディングスタイル 費用節約度:★★★★
- 2.3 式場巡り・ブライダルフェア 費用節約度:★★★★
- 2.4 時期・お日柄 費用節約度:★★★
- 2.5 3ヶ月以内の挙式 費用節約度:★★★★★
- 2.6 費用の見積り 費用節約度:★★★
- 2.7 持ち込み料 費用節約度:★★★★
- 2.8 支払い方法~カード払い 費用節約度:★★★
- 2.9 料理のランクアップ 費用節約度:★★★★
- 2.10 衣装・お色直し 費用節約度:★★★★
- 2.11 引き出物 費用節約度:★★★★
- 2.12 装花・ブーケ 費用節約度:★★★★
- 2.13 プロフィールビデオ 費用節約度:★★★
- 2.14 ウエルカムボード・似顔絵 費用節約度:★★
- 2.15 フォトブース・フォトプロップス 費用節約度:★★
- 2.16 ウエディングケーキ 費用節約度:★★★
- 2.17 手作り席次表・席札・招待状 費用節約度:★★
- 2.18 ビデオ撮影・カメラマン 費用節約度:★★★
- 2.19 宿泊費・交通費(お車代) 費用節約度:★★★
- 2.20 ブライダルエステ・ダイエット 費用節約度:★★
- 3 結婚式費用を削る時のコツ
結婚式費用の相場と内訳
結婚式費用の相場-2015年
昨年の結婚式費用相場は、ゼクシィ結婚トレンド調査 2015(全国版)では以下のような結果が。
- 挙式、披露宴・披露パーティ総額は352.7万円
- 披露宴・披露パーティの招待客人数は72.5人
- 招待客1人あたりの費用は5.9万円
出典:リクルートブライダル総研
消費税増税の影響もあるとは言われていますが、この不況のなかでもまだまだ高い相場となっています。
その中の費用内訳を見てみると
結婚式費用の内訳
※挙式・披露宴費用のみで婚約指輪・結納金等は含まれていません。
- お料理・お飲物 36%
- 新婦衣裳 13%
- 引き出物・引き菓子・プチギフト 10%
- 挙式料 7%
- 写真撮影 6%
と、ゲストの人数分費用がかかる『お料理』や『引き出物』が内訳の大半を占めます。
それを除けば、やはりダントツに費用がかかるのは『衣装・お色直し』のようです。
その他には、『挙式料・ビデオ撮影・装花・前撮り』などが大きな費用項目として挙がっています
結婚式費用の節約術まとめ
それでは、結婚式費用の相場と内訳を参考に効果の高い節約術をご紹介。
式場選び・ネット検索 費用節約度:★★★★★
結婚式費用を節約するにはやはり式場選び。しかも『選び方・探し方』も節約のポイントになります。
式場探しはネットで検索するカップルが多数ですが、最近は格安の結婚式サービスなどが話題で、同じ結婚式場でもどのサービス(サイト)から申し込むのかで料金が大きくかわったり、お祝い金の特典がついたりします。
ゼクシィや楽天など大手のウエディング検索サイトだけでなく、結婚式を挙げる地元の結婚情報サイトなども比較してみるようにしましょう。大手にはない意外な特典やプランがついていたりします。
ウエディングスタイル 費用節約度:★★★★
結婚式は式場・ホテルでするものというのが一般的でしたが、最近ではゲストハウスやレストランウエディングなどカジュアルな1.5次会スタイルの披露宴が増えています。
また、挙式もチャペルで行う盛大なものではなく、初穂料と衣装代だけで比較的安く挙げることができる神社などでの和装結婚式なども人気です。
ほかにも神前式ではなく人前式にしたり、家族・親族だけのファミリー婚にして友人ゲストは2次会から会費制で参加などにすることででさらに費用を節約できます。
式場巡り・ブライダルフェア 費用節約度:★★★★
ネットで式場を探していくつか候補を決めたら、ふたりで式場をまわりますがこの時に気をつけて気をつけておきたいのが行くタイミング。
ふたりが休みの土日に~というケースが多いのですが、土日は結婚式を挙げるカップルが多いのでプランナーさんも慌ただしく、とくに値引き権限を持ったベテランプランナーさんはつかまりづらくなります。同じ理由で6月や10月・11月の土日祝日は繁忙期のピークですのでいいプランナーさんにあたる可能性が低くなります。
なので、結婚式場が閑散期に入る1月・2月・8月ごろがおすすめで、そのころはブライダルフェアなども開催され特典も付きやすく狙い目です。とくに1月はお正月のお年玉企画で大盤振る舞いするホテルなども。
時期・お日柄 費用節約度:★★★
結婚式費用に大きく影響するのが『時期』と『日柄』
人気のジューンブライドをはじめ、気候のいい春・秋の連休で大安ともなると予約が殺到するので値下がりすることはほとんどありません。
逆に言えば、師走で忙しい12月、寒い1月2月、暑くてお盆の時期が重なる8月は予約も少ないので上手く交渉すればお得な料金が提示されることも。
また「仏滅」も安いプランなどありますが、節約した(ケチった)ことがあからさまにわかるので、とくにご年配ゲストの多い式ではおすすめしません。同じく夕方から式を行うナイトウエディングについても日曜日の夕方などゲストに失礼(迷惑)となる節約方法はNGです。
3ヶ月以内の挙式 費用節約度:★★★★★
結婚式費用を抑える裏ワザ(最終手段)として、結婚式の3ヶ月ぐらい前に予約する方法があります。
式場の予約は遅くても6ヶ月前にはおさえておくのが一般的ですので、直近の3~4か月は予約が入る可能性が少なく「空き」が出たままというケースが結構あります。
どうせ空いてしまうぐらいなら、安くしても埋まった方がよいと割安な料金プランを用意していたり日取りを提案してくれたりします。
もちろん人気の式場や、繁忙期だとどこも埋まってしまっているリスクはあるので、式場のことを熟知している元プランナーさんなどが使う方法です。
費用の見積り 費用節約度:★★★
結婚式費用で新郎新婦が一番驚くのが、最初の見積り金額と最終支払い料金の差額。
成約する前はプランナー・式場としては他の式場に絶対逃がしたくないので格安な料金プランを提示します。その中には装花や衣装小物など細かい項目は含まれておらず、細かいといっても金額は大きいものが多々あります。
式の準備が進むに連れ、あれよあれよと費用が上がり予算が・・・とならないために最初の段階で具体的な見積もりを要求するのが大切です。
式場側は「現段階では出せません」ということも言われますが、これまで数多くの式に立ち会っているわけですからわからないは通りませんので「これまでそちらで結婚式を挙げたみなさんの一般的なお支払い費用と内訳の目安を教えてください」と相談してみるのがおすすめです。
あわせて、自分たちがやりたい演出など具体的に想定しておくと見積りも具体的なものがでやすくなります。
持ち込み料 費用節約度:★★★★
見積もり総額が出たら料金の交渉です。
まずは一番費用の節約が狙える「持ち込み」について確認します。これについては式場探しの段階からしておくのがおすすめです。持ち込み料なしの結婚式場も増えてはいますが、まだ多くのホテル・式場では管理料として請求されます。
この持ち込み料が何に対していくらかかるかで、式場提携の業者を使うか、持ち込むかの料金を比較するためにも各費用の一覧をもらっておきましょう。
持ち込みできるものには、ウェディングドレス・ブーケ・ペーパーアイテム・引き出物・プロフィールビデオのほか司会者やカメラマンなども該当します。
支払い方法~カード払い 費用節約度:★★★
結婚式費用の支払いは『現金一括の先払い』が慣習となっていますが、最近ではクレジットカードでの支払いに対応する結婚式場も少しづつ増えています。
クレジットカードで支払いできれば、その分ポイントやマイルがたまるので新婚旅行や新婚生活の費用に回せます。
ただもちろん対応していない式場もあるのでそんな時の対処法をこちらでまとめてます。
料理のランクアップ 費用節約度:★★★★
結婚式費用の内訳で1番料金がかかるのが『料理』
ゲストの人数にもよりますが、一般的な(70人程度の)式だと料理の金額を12,000円コースから15,000円コースにアップしただけで210,000円の料金追加になります。
料理のグレードアップは、式場側で用意されたコースから選ぶだけでなく、料理単品ごとでの追加やランクアップを図ったほうがお得です。特にメイン料理をランクアップしたり、メニューを1品追加するだけでもゲストの満足感が違ってきます。
衣装・お色直し 費用節約度:★★★★
ブライダル衣装(とくにウエディングドレス)のレンタル料金も結婚式費用内訳の多くを占めます。
色内掛けなどは通販で安く購入して持ち込みするという方法もありますが、記念の写真やビデオにも残る大切な衣装ですのであまり費用の節約を気にしてもいけません。
ただし、お色直しの回数はしっかり相談して決めましょう。お色直しが多いと新郎新婦が会場にいる時間も少なくなりますし、もしそれでゲストの料理や引き出物のランクが低いと「こっちの費用を削ったのでは?」という解釈に。
引き出物 費用節約度:★★★★
引き出物にかかる費用が結婚式内訳の3位となっているので、ここを節約できると大きく料金を抑えることができます。
ただし、ここも持ち込み料がかかってしまうとせっかく安く揃えた意味がありません。とくに引き出物は、メイン・引き菓子・縁起物それぞれに持ち込み料を取られる場合もあります。
そこで、最近人気となっているのが『引き出物宅配サービス』引き出物を式場に持ち込まず、後日ゲストの自宅に直送するサービスで、式場提携業者よりも安く買えて持ち込み料がかからず、ゲストも荷物なしで帰れると話題に。
引き出物宅配なら平均10~12万円の費用を節約できる!?結婚式で人気の引き出物宅配サービスとは?
装花・ブーケ 費用節約度:★★★★
見積もりのあとに料金が追加されやすいのが『装花』
式場を華やかに演出するためとあらゆるところに飾るようおすすめされますが、これがかなりの出費に。新郎新婦のまわりであったりウエディングケーキなど写真をよくとるような場所には必要ですが、ゲストテーブルや式場入り口などは必要最低限にとどめるようにお願いしましょう。
また、同じく生花を使うブーケも5万~と費用は高めですので持ち込みできるようであればそちらの方が安くつきます。
ただし生花は管理も大変ですし、持ち込みタイミングも難しいのでプリザーブドフラワーなどが比較的ラクです。
プロフィールビデオ 費用節約度:★★★
持ち込みの演出アイテムで、持ち込み料を含めても安く抑えられるのがプロフィールビデオやオープニングムービー。
式場にお願いすると1本5万~10万円はするので、自作で用意するのがおすすめです。
パソコン操作が苦手という人や制作に3~4日かかるという場合は、制作業者さんに注文しても1~3万円が相場ですので、制作時間とクオリティを考えてお願いしてしまうのもひとつの方法です。
ウエルカムボード・似顔絵 費用節約度:★★
新郎新婦にかわってゲストをおもてなししてくれるウエルカムボード。最近はふたりの似顔絵タイプなどが人気ですが普通に似顔絵をお願いすると1~2万円とかなり高額です。
そんな時は話題のクラウドソーシングなどを利用すると費用をかなり節約できます。結婚式のウエルカムボード用の似顔絵であれば3,000円~5,000円でPDFやJPGなどのデータで納品してくれますのでプリントして額縁に入れれば完成です。
似顔絵データは年賀状などにも使えて効率的です。
フォトブース・フォトプロップス 費用節約度:★★
ウエルカムボードと同じく披露宴が始まるまでの間にゲストが楽しんでもらえる演出として人気の『フォトブース』
ヒゲやサングラス・リップなどかわいい『フォトプロップス』を使って記念撮影。
盛り上がる演出なのに、手作りで費用はほとんどかからないコスパ抜群のおすすめアイテムです。
ウエディングケーキ 費用節約度:★★★
ウエディングケーキはケーキ入刀シーンで、必ず写真やムービーでアップ撮影されるのでなかなかコストは落とせません。
ただ最近はケーキを切り分けて食べるケースも減り、新郎新婦らしいアレンジのイミテーションケーキが多くなっているので、生ケーキでなければ費用は半分程度に抑えられます。
その分、デザートをビュッフェスタイルにした方がゲストには喜ばれます。
手作り席次表・席札・招待状 費用節約度:★★
『結婚式費用の節約=手作り』というイメージもありますが、これも効果的なものとそうでないものがあります。
そのひとつがペーパーアイテムで、席次表や席札など無料のテンプレートを印刷した普通の紙を使うだけではやはり安っぽいだけで手作りの温かみは感じません。とはいえいろいろこだわったアイテムを作ると時間も費用も結構かかってしまいます。
なので、費用を抑えるならば手ごろな市販品を購入してメッセージだけ手書きにするとか、ちょっと変わったアイテムでサプライズを狙うなどがおすすめです。
ちなみに『招待状手作りキット』などは手作りと書いてますが手で封入するだけで手作りではないんですよね。でも式場に頼むと費用は高いのでやはり注文は通販とかがお得です。
ビデオ撮影・カメラマン 費用節約度:★★★
結婚式場の提携業者にお願いするとかなりの費用をとられてしまうカメラ(スチール)とビデオ撮影。
知り合いや他の業者にお願いすることもできますが、式場専属のカメラマンしか教会内での撮影を許可されていなかったり、立ち入り禁止のエリアがありいいアングルで撮れなかったりするのでカメラは必須です。
もし費用を削るとすれば、ムービーはあとから何度も見ることは少ないのでこちらだけ友人にお願いするなども。
宿泊費・交通費(お車代) 費用節約度:★★★
遠方からお越しになる方の宿泊費や交通費も費用のウェイトを占めます。
親族・親戚であれば新幹線・飛行機のチケットなどはこちらで安い時期・ショップで手配して郵送で送っておくというのも節約の方法です。
宿泊先については式場がホテルであれば安いプランを案内してくれる場合もあります。そうでない場合は、最近話題の「TRIVAGO(トリバゴ)」などで同じホテルでも安いプランがないか探して手配するのもおすすめです。
ブライダルエステ・ダイエット 費用節約度:★★
ウエディングドレスの次に花嫁に必要となる費用といえば結婚式のためのエステとダイエット。
純白のドレスを着るために背中・二の腕・アゴからおなか回りまでしっかり仕上げないといけません。
二の腕やおなかは日々の食事と運動で無理なく落としていくのがおすすめですが、やはり難しいのは背中。こればかりはプロ(エステサロン)にお願いするのがおすすめです。
節約の方法としては1日集中コースに絞る!とか体験コースをはしご!とかありますが結婚式直前での施術は肌荒れなどのキケンもあるので気をつけましょう。
結婚式費用を削る時のコツ
結婚式・披露宴は、ゲストのみなさまに新郎新婦の門出を祝ってもらうことよりも、二人がこれまでお世話になった方、これからもお世話になる方々へのおもてなしの意味合いが大切です。
ですので、結婚式の費用が足りない!どこか削らなくては!という時にも、ゲストに関する費用(とくにお料理と引き出物)からの節約はなるべく控えるようにしましょう。