ビデオカメラは業務用に近いプロ仕様のものから、女性でも撮りやすいシンプルなものまでピンキリ。
たくさんついてる機能のなかで、結婚式撮影に欠かせない5つのポイント(機能)と、おすすめのビデオカメラ・撮影用アイテムをまとめてみました。
目次
結婚式用ビデオカメラ選びのポイント
録画画質
一生に一度の大切なイベントですから、高画質で撮影するのが1番です。 最新機種はほとんどがフルHD(フルハイビジョン)画質となっていますが、さらに高画質の4Kビデオカメラが登場し最高画質の選択肢が増えました。
長時間録画
挙式から披露宴まで4時間を超える「長時間イベント」を撮影するために昔は替えのテープを何本も用意していましたが、現在の主流は内蔵メモリーやSDカードに撮影するのでさほど気にする必要はありません。
しかし、フルハイビジョンで4時間以上撮影するためには「64GB」以上の容量を目安に。
手ブレ補正
結婚式では手ブレ防止のために『三脚』を活用しますがキャンドルサービスや余興演出など、どうしてもカメラマンが動きながら撮影が必要となるシーンも多いので手ブレ補正機能は必須。
とくに「光学式手ブレ補正」が搭載された機種がおすすめです。
シーン(明るさ)自動切り替え
結婚式は新郎新婦入場から乾杯・余興・新婦から両親への手紙そしてエンドロールへとシーン(明るさ)が目まぐるしく変化します。
シーン切り替えが間に合わないと、白トビや黒つぶれして大事な場面が撮れてないということも。。。
レンズの明るさ:F値
披露宴は式場・ホテルの屋内撮影となりますので、暗い(照度が低い)場所でもきれいに撮れるレンズの「f値」が小さいものを選ぶのがおすすめです。
昔からこの部分にこだわってきたのがJVC(ビクター)で、メーカーで唯一の「f値1.2」という数値を誇っていましたが最新機種は価格競争のためか搭載された機種がなくなり。各メーカー「f値1.8」がベースになっています。
結婚式におすすめのビデオカメラ’2015
SONY 4Kハイビジョン ハンディカム FDR-AX100
画質を重視するならば家庭用4Kビデオカメラ性能No1のコレ! 4K映像(フルハイビジョンの4倍の解像度)に、伝統のカールツァイスレンズ・CMOSセンサー搭載で、暗い室内で起こりやすいノイズも低減。
SONY 4Kハイビジョン ハンディカム FDR-AX30
4Kフルハイビジョンのビデオカメラが10万円台前半で手に入る人気のモデル。AX100にはない空間光学式手ブレ補正がついて結婚式の撮影には最適の1台。この金額ならば結婚式の後の「ハネムーン」や「出産」なども見越せば損のない買い物。
パナソニック デジタルビデオカメラ HC-W870M
予算があれば2台撮りがおすすめ
もし結婚式のカメラマンがひとりだった場合 レンタルでもいいのでビデオカメラをもう一台用意するのがおすすめです。
2台持って撮影は無理だろう。。。
と思われるかもしれませんが、『三脚』を使えば効率的に撮影できます。
1台は三脚にのせたまま会場全体を撮影。もう1台は手持ちと併用してアクティブに撮影。
披露宴会場での演出や余興は、撮影範囲も広がるので2台持ちは重宝します。
- たとえば、新婦から両親への手紙のシーン
- 距離が離れているとどうしても大きな角度でパンしないといけません。
そこで1台をご両親側に固定カメラとして置いておけば、大切な場面の撮りこぼしも減らせます。
レンタルなら4Kビデオカメラが9,000円/日~とお得!
高画質4Kビデオカメラ
SONY FDR-AX100
1泊2日 9,000円
人気のワイプ撮り
Panasonic HC-W850M
1泊2日 7,000円
格安64GBビデオカメラ
SONY HDR-CX550V
1泊2日 5,600円
結婚式ビデオ撮影の必須アイテム「三脚」
たとえ荷物になっても、結婚式のビデオ撮影担当として絶対に用意しておくべき必須アイテムが三脚です。
プロのカメラマンでもないかぎり「手持ち」撮影はズームやパンで必ず手ブレします。
しっかりと三脚にカメラをセットすることで上下左右が固定され安定した映像を撮ることができます。
また、結婚式での撮影時間は挙式から披露宴までとなると3~4時間はあたりまえ、長時間の手持ち撮影は体への負担も大です。
※動画撮影用三脚を使いましょう。
三脚にはスチールカメラ用とビデオカメラ用があります。 ビデオカメラ用の三脚には左右にパンしやすいように「パン棒」がついていて油圧式でスムーズに動かすことができる仕組みになっています。
テープ(メモリ)・バッテリー予備も万全に
結婚式は長時間の撮影になるので、テープやバッテリー交換がつきものです。
最近のビデオカメラは、メモリや本体のHDDに録画するものが多く、テープ交換は少なくなったものの、残時間や残容量のチェックはこまめに行いましょう。
- ※バッテリーの実撮影可能時間に注意※
- メーカーカタログなどに載っているバッテリーの「連続撮影時間」は、ズームや電源ONOFFをせずに連続で撮影した場合の目安です。
バッテリーを追加で用意する場合は「実撮影時間」の数値を目安に選ぶのが失敗しないコツです。
昔使ってたビデオカメラでもいける?
ビデオカメラをすでに持っているからそれを使って撮りたい(撮ってほしい)というケースはありますが、古いビデオカメラの場合
- ●手ブレ防止機能がついていない
- 結婚式・披露宴では、新郎新婦の動きを追うためブレが大きくなります。
- ●記録媒体がテープ
- テープタイプは予備テープの準備が必要ですし、その後の編集もしづらいです
- ●予備のバッテリーがない
- 挙式から披露宴まで長時間になるので、予備バッテリーは必須です。
古い機種になるとバッテリーそのものが生産完了している場合も。
など、最新の機種に比べて「使い勝手」が悪い場合が多々あります。録画画質も、最近は「4Kビデオカメラ」など高画質機能が搭載され、これまでと比べものにならないクオリティに。
一生に一度の結婚式は、最高の映像で残したいものですし、撮影をお願いする場合はやはり、使いやすい「最新ビデオカメラ」を用意するのがベストです。