『花嫁から両親への手紙』『新郎新婦の花束贈呈』シーンで流すBGMは「両親」へ向けた曲でもあるので、親世代が親しみのある曲を流すのもおすすめ。とくに親族や上司など列席者にご年配の方が多い結婚式・披露宴では、昭和の懐メロや洋楽から往年の名曲、王道のクラシック音楽が評判で無難な選曲です。
目次
懐メロ|洋楽
Yesterday Once More カーペンターズ
結婚式『両親への手紙』シーンの定番と言えばこの曲。
ご年配の方はもちろん若い方にも人気。優しいスローテンポのメロディで花嫁の手紙朗読をそっと演出。
思い出す花嫁の幼いころの姿といま目の前にいる晴れ姿、そしてそれもまた大切な思い出に変わっていく両親の心情を表すのにぴったりの曲です。
Let It Be ビートルズ
新郎新婦(20~30代)の両親世代に人気の洋楽と言えばやはりこのバンド。結婚式のBGMをオープニングからエンドロールまですべてビートルズで演出するファンの方も。
「In My Life」や「The Long And Winding Road」など名曲揃いですので使う曲選びは悩みどころです。
懐メロ|邦楽
秋桜 山口百恵
映画「日本一短い母への手紙」の主題歌にもなった母への感謝を込めた名曲
オルゴールで流れる歌のないしっとりしたメロディが名曲の情景をより一層引き出してくれます。
川の流れのように 美空ひばり
ご年配の方にはファンの多い昭和の大歌手。独特のスローテンポのメロディは両親への手紙シーンにもぴったりです。歌詞に力があるので、ゲストの方がついつい口ずさんでしまわないようにボリュームは控えめに。
北の国から さだまさし
歌詞がないのにここまで情景を思い起こさせる歌はそうそうありません。親子の愛情をテーマにしたあのドラマのおかげで両親への思い・感謝を伝えるBGMとしては最適です。
君がいるだけで 米米CLUB
このあたりまではご年配の方でも耳にしたことのあるメロディで、オルゴールになってもすんなり受け入れられる曲です。米米クラブの楽曲では浪漫飛行なども人気。
クラシック
カノン パッヘルベル
クラシックの王道ともいえるパッヘルベルのカノン。盛岡の音楽教室が流した感動CMで、不器用な父が娘に内緒で練習し結婚式で披露したのがこの曲。その曲にまつわるエピソードで娘は号泣です。
G線上のアリア J.S.バッハ
こちらもクラシックの定番曲。聞き慣れたメロディはゲストの耳にもすんなり入り、大事な花嫁の手紙に集中できます。
ジュピターの主題~組曲「惑星」 ホルスト
平原綾香が歌詞をつけてカバーしたことでポピュラーになったジュピター。オルゴールにしても盛り上がりのある重厚なメロディが魅力。
アヴェ・マリア シューベルト
リフレインするメロディがリズムよく手紙を読むのにちょうどよいクラシック。シューベルトのほかにもカッチーニなどもあります。