ウエディングドレスはレンタルより購入が安い?知っておきたいメリット・デメリット
ウエディングドレス・和装着物
結婚式にかかる費用~一番大きいのが「ウエディングドレス」
新郎新婦や両親が結婚式当日に着る「衣装」は多くの場合、式場と提携しているショップで選ぶことになるのですが、初めて聞くウエディングドレスのお値段にビックリ!という方も多いと思います。しかも、そのお値段で「購入」ではなく「レンタル」の料金だというのだから信じられない・・・
となってしまう新郎新婦も多数⇒一般的な結婚式費用の内訳
結婚式費用を節約したいなら「衣装代」をウマく抑えるのがコツ
とよく言われます。そこで提携ショップ以外のお店やネットでウエディングドレスを探してみると安くてよさそうなドレスが結構見つかります。とくにネット通販で探してみると、購入してもレンタルよりぜんぜん安い!という格安ドレスもあったりと。「レンタル」と「購入」どっちがいいの?
たしかに、「安く買える」のに越したことはないですがそれぞれにメリット・デメリットがありますので、どちらにするか悩んだときにチェックしておきたいポイントをまとめてみました。提携ショップでレンタルする場合
ドレスの管理がラク
提携ショップであれば予約したドレスは式前日までにきちんと式場に準備され、「式場に届いていない」なんていうトラブルもまず起こりません。もちろん、管理もしっかりしているのですべてまかせて安心して式に臨めます。プランナーさんと打合せしやすい
ウエディングプランナーの方にもよりますが、花嫁の希望をしっかりヒアリングしてアドバイスをくれるので自分にあったスタイルを提案してくれるのはもちろん、挙式会場や披露宴会場のつくりも熟知しているので「会場とのバランス」も考慮したドレスをおすすめしてくれます。何度も試着ができる
「ウエディングドレス選び」は思った以上に時間がかかります。自分の年齢・体型・肌色・理想・性格などいろんな条件にぴったり合うドレスに1回の来店で出会える人はごくわずか。また、自分が気に入っても旦那さまや両親が気に入ってくれなかったりと最低でも3回は通うのが平均。なかなか決まらない人は1年前から10回以上通って決めたという人も。もちろん何回試着しても無料ですので「運命のドレス」に出会える可能性もあがります。地域や式場で大きく変わるレンタル料
式場提携ショップの価格が高いのは「専属業者式」になっているから、わかりやすくいうと提携ショップは売上げから「マージン」を式場に渡さなきゃいけないので、その分「料金」に水増しされてるわけです。東京・首都圏であったり、ホテル・式場の格式が高いところではこの額が大きくなりがちで、地域・式場によって料金がかなり上下するわけです。最近は、「スマ婚」など提携業者を入札式にしてドレス代を安くできるサービスなども増えています。提携ショップ以外で購入する場合
「格安ウエディングドレス」には理由がある!
式場の提携ショップはマージンを払うから料金が高い。のですが「格安ドレス」にはそれ以外にも安くなる理由があります。レンタルに使われていた中古ドレスであったり、古いデザインの型落ち品、海外(中国・アジア)で作られたドレスなどいろいろです。それを判断して購入する必要があるので、花嫁にもドレスに関する知識が求められます。ネット通販でも試着は可能。
通販ショップの中には、ウエディングドレスを自宅に届けてもらい試着できるサービスもあります。試着をするのに手数料と送料はかかりますが、交通費と考えればさほど大きな金額ではないですし、ショップが自宅の近くにない方などは重宝します。なによりドレス自体の金額を安く抑えられればトータルではおトクになります。ただ、回数や着数が限られていたりするので同じお店で何度も試着は難しいのが現状です。買う前に気を付けたい「持ち込み料」
ドレスをせっかく安く買えたのに、それを使うことを式場に伝えたら「持ち込み料」と「保管料」を10万円請求されて料金がかわらなくなった!これもよくあるウエディングトラップです。提携ショップを使うときにはかからなかった費用が突然ふってわいてくるという式場の慣習(悪習)ですので、そうなる前にウエディングプランナーによく確認しておきましょう。最初の見積り段階で話しておくと「持ち込み料はサービスしてもらう」という交渉もできるのでタイミング的にもおすすめです。自分を理解する素直さと意志を貫く信念
なんか精神論的な言い方になりますが、自分を理解できていないとどのウエディングドレスが自分にピッタリなのか?がわからずなかなか決まりません。特にネット通販で買う場合は相談できる相手も身内だけになりがちなので、自分の性格・カラー・スタイルをしっかり把握しておくことが大事。そして、このドレスと決めたら「安いドレス」という考えは持たずに、自信をもって着こなすぐらいの気合で!まとめ
「ウエディングドレス選び」は新婦の一番の悩み。選ぶのに少しでも不安があるなら提携ショップでレンタルするのがおすすめ。ただでさえ「やること」が多くて忙しい結婚式の準備。新婦の負担は少しでも減らしてあげましょう。 金額がどうしても厳しい場合は、ドレスの数(お色直しの回数)を減らすことになりますが、やはり式場選びから考えるのがベター。式場ごとに選べる提携ショップの数も違えば、ショップの相場も変わってくるので予算内で十分素敵なドレスがみつかるかも。